小泉さんが、首相になる前からの公約で、8月15日の参拝に訪れたのは、批判もあると思いますが、自分の信仰や信念を持っているということで、そのこと自体、間違いではないと思います。
中国や韓国が首相の参拝に対して、しかも日本の靖国神社を参拝する事に対して、どうして批判を受けなければならないのか?
確かに、日本は以前は、戦争に参加し中国や韓国を占領していた時代もあったことでしょう。そのことは、反省しなければならないですし、償いも必要でしょう。
ただ問題は、首相が参拝することは、国内の私人としての行動で、戦争を賛美することでもなく、あくまで戦没者に敬意を表すもので、中国や周辺国が日本の批判材料として、自国の教科書に日本が占領した事実を大きなスペースを使い、教育し、批判精神を高揚し、国内選挙にも、日本が殊更に悪かったと宣伝してきたことに一番の原因があるというべきでしょう。
中国も資本主義を打ち出して、世界経済が民主化に乗り出しているとき、いつまでも日本の償いという言葉を出して批判する事は自由ですが、それを続ける限り、自国の成長は、鈍化し、精神的にも成長しきれない国家のままで終わってしまう危険もあるのです。
いつまでも、経済成長を他国のせいにして、排他的な思想を通していくと、どの国も北朝鮮のようになってしまうことでしょう。そうならないために
何が、必要なのか、国として、企業として、地域社会として、政策や民主化、福祉について、真剣に考え、対処していくことが必要不可欠だと思います。


首相の靖国について、中国が批判するのはまだ判る(だからといって批判が正しいとも思わないが)のですが、朝鮮については全く筋違いで批判をする資格さえないと考えています。